「おむつ」

 転ばない様にね!車に気を付けて!鍵、ちゃんと締めて!いってらっしゃい!女房が言っているのではない、娘が出掛けるパパに言う言葉である。
最近は、ついている電気があれば消し、開いているドアがあれば閉め、私のファスナーまでも閉めてくれる。
年末の大掃除をしたがる娘に、雑巾をしぼって渡してあげると「ぞうきん絞ってくれてありがとう!助かっちゃった!」と言われ、「どっ、どういたしまして」と返すのが精一杯だった私である。
そんな娘が排泄となると急に赤ん坊になるのだ。うんちは未だ、おむつでするのである。わざわざパンツからおむつにはき替えることが出来るならば、トイレで出来ようものだが。
そんな娘が、先日始めてトイレでやった。パパの方が感激し、ビデオまでとる始末だ。自信がついたのだろう。「もう、おむつ使わないからちっちゃい子にあげちゃう。」鼻を膨らませてご機嫌な娘。
これで、おむつを買わなくても…・と安心したのもつかの間、翌日、おむつに逆もどりである。
ああ、先はまだまだ長いなり!